今日も生きる

いろいろな闘いを描くブログ。ここで発信する内容はあくまで私個人の意見であり、現在所属する会社の公式見解を示すものではありません。

Raspberry PiにPidoraをインストールしてみる

Raspberry Pi Model Bを購入した。

前々から、外付けHDD(2TB)がほとんど使われていない状況が続いておりせっかく買ったのに勿体ないと感じていた。(MacBook Airに買い換えてから持ち運ぶ度にいちいちUSBケーブルをつなぐのが面倒になった。。。)

そこで、Raspberry Piを使って外付けHDDをネットワークドライブ化しようと画策。ついに秋葉原千石電商にて購入するに至った。 

以下、備忘録。

環境

イメージの書き込み:Mac OS X(10.9.3)

SDカード:microSDHCカードをアダプタを使って利用(Transcend製、Class4)

ネットワーク:有線LAN接続(既存DHCPをIP固定で利用)

 

OS選び

Raspbian or Pidoraかで小一時間悩む。

NOOBS (New Out Of the Box Software)というものがあって、それを使えば複数のOSをSDカードにしまっておいて起動時に選択ができるようになる模様。しかし、今回は手元のSDカードが小さいため単一のOSに絞ることにした。

最終的にはCentOSになれていることもあってPidoraを採用。

以下からPidoraのイメージをダウンロード。

http://www.raspberrypi.org/downloads/

 

イメージを書き込み

ダウンロードしてきたZIPファイル(Pidora-2014-R1.zip)を解凍。

$ cd Pidora-2014-R1

$ ls

Pidora-2014-R1.img        Pidora-2014-R1.img.md5sum

 ddコマンド(ファイルの変換とコピーを行うコマンド)でSDカードへイメージファイル(Pidora-2014-R1.img)を書き込む。

ddコマンドはSDカードをアンマウントしてから実行する。SDカードのマウント位置はdfコマンドで確認可能。

イメージの転送が終わったらSDカードをアンマウントして取り出す。

$ df

$ diskutil unmount /dev/disk1s1

$ sudo dd bs=1m if=Pidora-2014-R1.img of=/dev/rdisk1

Password:

2177+1 records in

2177+1 records out

2283643904 bytes transferred in 440.678777 secs (5182105 bytes/sec)

$ diskutil unmount /dev/disk1s1

起動

完成したSDカードをRaspberry Piのスロットルに挿入。続いて、「LANケーブル」、「HDMIケーブル」、「マウス」、「キーボード」が接続されていることを確認した後、電源を投入。(Raspberry PiはminiUSBで給電開始で起動。スイッチはない。)

初回はGUIで設定することにした。いろいろ画面に従って操作。

確認

クライアントからSSHでログインできることを確認する。

DHCPへのアクセス情報からMACアドレスを取得。IPアドレスを固定。

 $ ssh <Pidoraのユーザ名>@<PidoraのIPアドレス>

ログインができることが確認できた。

セキュリティ設定

鍵認証の設定

#Pidora側 

$ mkdir ~/.ssh

$ chmod 700 ~/.ssh

 

#クライアント側(公開鍵・秘密鍵が作ってないときは作成する)

ssh-keygen -t rsa

Generating public/private rsa key pair.

Enter file in which to save the key (/Users/tatsuya/.ssh/id_rsa): <<パスフレーズなしでログインしたいので何も入力せずEnter>>

$ scp ~/.ssh/id_rsa.pub <Pidoraのユーザ名>@<PidoraのIPアドレス>:~/.ssh/id_rsa.pub

 

#Pidora側 

$ cd ~/.ssh

$ mv id_rsa.pub authorized_keys

$ chmod 600 authorized_keys

rootログイン無効、パスワード認証無効、ポート番号変更
$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config

 #PermitRootLogin yes
↓【変更】
PermitRootLogin no

 

PasswordAuthentication yes

↓【変更】

PasswordAuthentication no

 

#Port 22

↓【変更】

Port <新しいポート番号>

ssh再起動

$ sudo service sshd restart

確認

接続確認完了。

#クライアント側

$ ssh <Pidoraのユーザ名>@<PidoraのIPアドレス> -p <新しいポート番号>

 

モジュールアップデート

SDカードが遅いせいか2時間近くかかった。。。

$ sudo yum -y update

 

とりあえず使いはじめる段階まで持ってきた。 

W杯、本田△。。。